新米看護師への教育ポイント

新米看護師が職場に入ってきたら、看護師としての教育をしっかりとしなければなりません。そして、後輩にできるだけ早く看護師として一人前の仕事が出来るように育てることが重要です。それにはポイントがありますので、きちんと把握しておくようにしておきましょう。

まず、一つ目として挙げられるものは後輩を看護師として一人前のレベルに育て上げるという育成力が必要です。そして、実際に頼ってきたときでも対応できる実務能力が大切です。つまり、自分自身の努力によって、しっかりとした後輩を育て上げることができるということです。したがって、いかに今の仕事を分かりやすく新入社員に教えられるか、ということが重要になるのです。

新米看護師に教育をするときは、一人一人に性格に合わせて現状のレベルを確かめながら教えなければなりません。マニュアルだけでは教えられないこともありますので、メモを取らせたり、仕事を覚えるための秘訣や工夫を後輩と一緒に考えることが大切です。注意点として挙げられることは、覚えるスピードは人によって違うということを把握しておきましょう。自分はすぐ出来たのに、などといった言葉は反感を買ってしまう場合があります。

職場で教育をするときは時間をかけながら看護師として一人前に育ててあげるようにしたいものです。また、新米看護師に対しては仕事の重要性をはっきりと伝えなければなりません。人の命を預かる責任感の強い仕事ですので、もし、仕事を途中で諦めたらどのようなことが起きるのか、というような意味も含めて、しっかりと新米看護師に対して責任感を抱かせるようにしましょう。